東京徳友会が総会　創立20周年刻む

東京徳友会が総会　創立20周年刻む

医療インフラの一翼担う徳洲会を支援

東京徳友会と徳洲会の役職者の皆さん

『生命だけは平等だ』に共感する企業が集い、地域医療とともに

徳洲会病院・施設の協力企業で構成する東京徳友会は6月24日、ホテルエミシア東京立川で2025年度通常総会を開催した。井上信治衆院議員、徳洲会の東上震一理事長や東京西徳洲会病院、武蔵野徳洲会病院の両院長らが来賓として出席した。

総会で、樋口昭久東京徳友会会長は「東京徳友会は2004年の設立以来、徳洲会の理念『生命だけは平等だ』に共感する企業が集い、地域医療とともに歩み創立20周年の節目を迎えた。日本の医療・介護・福祉を取り巻く環境が大きな転換点にある中、徳洲会グループは、全国400を超える拠点において医療インフラの一翼を担い続けている。私たち会員企業は、そんな徳洲会グループを陰ながら支えるもう一つの現場の担い手であり、20周年を機に、これまで以上に共創パートナーとしての意識を持ち、連携強化を目指したい」と抱負を語った。

25年度事業計画、同収支予算、役員・理事改選の各議案を承認。樋口会長らが再任、酒井透氏が新理事として承認された。

来賓あいさつで東上理事長は「理事長に就いて3年間、創立50周年、徳田虎雄先生のお別れの会と大きな節目を刻んだ。東京徳友会の皆さんには支援、参列をいただき感謝している。理事長に就任時、グループ74病院が現在は

83病院となり、今後も徳洲会のために与えられた責務を果たしていきたい」と決意を披露した。

井上衆院議員は「物価や賃金の上昇に伴い医療機関の経営が大変厳しい状況にあり、医療・介護などでの公定価格の引き上げを実現しなければならない。徳洲会のますますの発展に期待したい」とエールをおくった。

懇親会は徳洲会の石川一郎特別顧問の発声で乾杯。会員企業や徳洲会役職者、来賓で福田かおる衆院議員、臼井伸介昭島市長、武藤政義福生市議会議長らが駆け付け、100人ほどが情報交換と交流を深めた。

樋口東京徳友会会長

東上理事長

井上衆院議員