腸内環境から地域の健康守る あきる野のホットアーツ 健康・ヘルスケア分野へ進出
あきる野市内でデザイン性を誇る注文住宅やリノベーション事業を手がけるホットアーツ(あきる野市渕上)が、新たに予防医療事業を立ち上げ、健康・ヘルスケア分野へ本格進出する。
代表取締役の中村文典さんは「一級建築士として長年、建築や不動産の最前線に立つ中で『どれほど美しく頑丈な家を建てても、住まう人自身が健康でなければ本当の豊かな暮らしは成立しない』と痛感してきた。病気に負けない体づくりから地域に貢献したい」と語る。
近年、未病改善の鍵として注目を集めるのが「腸内フローラ」。同社は日本最大級のデータベースと独自の解析技術を持つ専門企業「シンバイオシス・ソリューションズ」と独占的特約販売代理店契約を締結し、「健康ナビ」「シングラム」を提供していく。
特許取得の解析技術で30種類以上の疾患リスクを高精度に可視化。個人の腸内環境に最適な推奨食品を提示し、薬に頼らない自発的なセルフケアを実現する。本事業はJTなどのトップ企業が参画し、医療法人「イムスグループ」も承認。同専門企業は上場に向けた準備を進めている。
また、この技術は地元企業の経営課題にも直結する。企業の健康関連総コストの約8割は、不調によるパフォーマンス低下や欠勤が占める。従来の健診では見えない根本原因にアプローチできる同サービスは、企業の人材欠損リスク解決に向け期待される。
中村さんは「建物の基礎が重要であるように、人間の基礎は腸内環境にある。構造を根本から見つめ直してきたこれまでの視点と分析力を、今度は『パーソナル腸活』という人々の究極の土台づくりに注ぎたい」と強い意気込みを見せる。
高齢化が進む地方都市において、住民の健康寿命の延伸は大きな課題。安心して暮らせるコミュニティづくりへ、民間発ビジネスが果たす役割は小さくない。
問い合わせはホットアーツ042(518)7880まで。

新たに予防医療事業を立ち上げ中村社長

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