~東京の森から~ 東京チェンソーズ
檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!
毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。
木育サミット参加 ウッドスタート宣言企業との提携進む
先月2月24日秩父市で行われた「第5回木育サミット」に、弊社の青木が登壇しました。木育サミットとは、木に親しみ、木を活かし、木と共に生きていく「木育」の活動を多くの人に知ってもらうためのイベントで、毎年会場を変えて開催されています(主催:東京おもちゃ美術館)。
今回青木は『サントリー天然水の森』の山田健さん、秩父市長の久喜邦康さんとともに「森と都市をつなぐ」というテーマの分科会にて、あと32年後、2050年に向けての〝妄想〞をお話させていただきました。全国に樹齢100年の森が広がる世界を共有し、その森の恵みを自然体で享受できる子供を育てる上でも「木育」は大きなキーワードになる、という内容です。
会場となった秩父宮記念市民会館は、ふんだんに秩父の木が使われていて「木育」のお話をするのにふさわしい場所でした。日本各地で木育に取り組む方々が400名以上来場し、様々な情報が集まった1日となりました。
また、翌週28日には四ツ谷の東京おもちゃ美術館にて行われたキッズベースキャンプ様の誕生祝い品贈呈式に、弊社青木が参加させていただきました。
同社が「ウッドスタート宣言」をした際、誕生祝い品として弊社が製作した「ほたるのつみき」を採用してくださったご縁で、製作者代表としてお邪魔してきました。材料はもちろん檜原村のヒノキです。
キッズベースキャンプは、学童保育機能を備えた送迎付きの民間学童サービス。東京・神奈川の東急線沿線を中心に23店舗を展開しており、地域の子育てしやすい環境を継続して整備しているそうです。
この日、代表して江戸川区からお越し下さったお母様は大変喜んでくださり、匂いを嗅いだり、ほたるのおしりからビー玉越しの光をのぞいたり、振ってカラカラ鳴らしたりと、同席した美術館のスタッフの皆様とともに、大変高評価をくださいました。
檜原村が2014年にウッドスタート宣言をしてから早4年、村の豊富な森林資源を活かす方法として「木育」はひとつの魅力的なキーワードであると考え、引き続き取り組んでいきたいと思います。