来年5月 サマーランドで開催 大多摩観光連盟会長 林田武都議行政、各種団体、民間が一致協力 大多摩は魅力いっぱいの観光地
社団法人大多摩観光連盟(会長・林田武都議)は、来年5月26、27の両日、東京サマーランドファミリーパークで「多摩げた食の祭典・大多摩B級グルメ大会」を開く。同連盟管内の10市町村の地元食材を生かしたメニューを発掘。地域の魅力を発信する。
林田都議は「渓谷があり、湖があり、ケーブルカーを備えた山があり、鍾乳洞もある。一方で多彩な美術館、博物館があり、温泉施設も豊富な西多摩は観光地としての魅力にあふれた地域」と指摘する。西多摩の8市町村と丹波山、小菅の両村の10自治体で構成する同連盟は、その魅力を大多摩春まつり、紅葉まつりのキャンペーンなどを通じ、自治体と一体となって発信し続ける。
同連盟が新事業として取り組むB級グルメ大会は全国的なB級グルメブームに乗り、地域の活性化を図るのが狙いだ。全国規模で行われるB1グランプリは、1回、2回のグランプリに輝いた富士宮やきそばが地域にもたらした経済効果は約2 0 0億円と推定されるから驚きだ。B 1 グランプリの地方大会ともいえるB級グルメ大会も全国的に広がり始めている。
代々、都議や市長が会長を務める同連盟は、行政や各種団体、民間事業者の横のつながりに太いパイプを持つ。B級グルメ大会の実施に向けては都商工会連合会の協力を取り付け、間もなく立ち上がる実行委員会には行政、商工会、観光協会などが加わり、一致協力して成功させようとの気運が高まっている。
林田会長は「10市町村が協力し、大多摩地域の観光の魅力を知ってもらう大きなイベントとしてB級グルメ大会を計画した。地元の特産品に光を当て、大多摩の素晴らしさを存分にアピールできる催しにしたい」と話している