ゴルフ競技 今シーズン絶好調
岡部実さん(46)あきる野市 昭和の森ゴルフコース都アマ選手権も制すトップクラスの実力
都アマチュアゴルフ界でトップクラスにある岡部実さん(46)=あきる野市瀬戸岡=が絶好調のシーズンを過ごしている。7月22、23の両日、山口県の宇部カントリークラブで行われた第66回国民体育大会ゴルフ競技の都代表3人の残り1人を決める最終選考会で1位になり、念願の国体代表選手になった。国体ゴルフ競技は10月に同クラブで行われる。
最終予選には各大会の成績上位者などから絞り込まれた3 人が出場。岡部さんは難コースに苦しみながらも2 日間を6オーバー1 50で回り、2位に3打差を付けて晴れの代表を射止めた。
一方、4月に武蔵野ゴルフ倶楽部で開催された第13回都アマチュアゴルフ選手権では13のバーディーを奪い、2日間通算4アンダーで初優勝。予選会から出場した選手を含めると200人の頂点に立った。
2日間の競技は初日がスタートと8番でトリプルボギーを叩きながら72のパープレーで回り、首位に1打差。2日目は後半の勝負所で抜け出し通算4アンダー、2位に4打差をつけ圧勝した。
中学はサッカー、高校はサーフィンとスポーツ万能の青春時代を過ごした。26歳でゴルフを始め、同時に昭島市の昭和の森ゴルフコースに勤務するようになった。実力をめきめきつけ、都では屈指のプレーヤーに成長。あきる野ゴルフ協会の定例会では常にグロスではトップの成績を上げている。
岡部さんは「怖いぐらい良いことだらけの年。国体では悔いのないプレーをしたい」と抱負を語った。