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五日市伝統の黒八丈 泥染めのバッグや ショールなど50点

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糸工房「森」で作品展25日〜28日

五日市伝統の泥染めの絹織物「黒八丈」の作品展「糸からのプロローグ」展が25日〜28日まで、あきる野市伊奈の糸工房「森」で開かれる。ショール、バッグ、ベストなど合わせて50点余りが展示販売される。午前10時〜午後5時。

「黒八丈」はヤシャブシの実を煮出して染料にし、泥に含まれる鉄分で媒染することから「泥染め」と呼ばれる。なんども染め重ねるうちに黒に深みが増し、照りが出て粋筋の女性が好む「ツヤ消しの黒」になる。

江戸中期から大正にかけて、秋川流域で農閑期の女性の副業として盛んに染められていたが、大変な手間がかかるため明治に入って化学染料が普及すると次第に廃れていった。

今はただ一人、泥染めの技術を継承するのが森博さん(63)。地元のお年寄りや文献を頼りに泥染めを復活させて22年になる。

糸を染める、媒染する、洗うといった染めの工程を少ないものでも数回、多くて20回以上繰り返し、1年間に4〜5反の織物にするのがやっとという。

イヤリング、名刺入れなどの小物を数点と、男性用の下駄の鼻緒を今回初めて展示する。042(596)0250へ。

森さんの作品

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