あきる野市雨間の「いぐさ」 しゃも生産組合長も太鼓判
石臼挽手打ちそばで人気のあきる野市雨間の「いぐさ」(井草利一店主)はこのほど、東京しゃも肉を使ったしゃも鍋を始めた。鍋料理がおいしい季節、人気を呼びそうだ。
しゃもの育種改良を行い生まれた東京しゃもは、脂が少なくコリコリした食感で、肉本来の味が楽しめる。同店では5年ほど前から東京しゃも肉を使った親子丼(1370円)やしゃものつけ蕎麦( 1 3 7 0 円) を提供。これを目当てに店に通う人も多いという。
東京しゃも鍋は、しゃもの肉とつくね、豆腐、しらたき、ねぎ、春菊などを同店自慢のつゆをベースにしたスープで味わう。同店に東京しゃも肉を卸し、東京しゃも生産組合長を務める同市瀬戸岡の浅野良仁さんも鍋を賞味し、「これは最高」と太鼓判を押している。
しゃも鍋は2人前からコースで注文できる。前菜、しゃものスモークやもつ煮などの3点盛、鍋、そば、デザートで1人前3800円(税込)。予約が必要。
営業は午前11時〜午後3時、5時〜9時。木曜、第3金曜休み。問い合わせは042(558)8590へ。