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瑞穂の養鶏家が新たな挑戦

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自社生産の卵と小麦で商品製造へ

たまご工房うえの(瑞穂町、電話 042―557―0494)が自家栽培による小麦の収穫を終え、新たな自社商品の製造に着手した。

次々に挑戦を続ける上野さん

同社は1950(昭和25)年以来、養鶏業を営んできた。同町には水田がなく、個人で持つ畑の規模も小さかったため、古くより、蚕や畑作、畜産業が発達。中でも養鶏業は、いち早くアメリカからひなを直接輸入するなど先進的な取り組みが行われ、全国から視察が訪れた。

昭和40年代、伝染病の流行や、臭いの公害問題などで多くの養鶏業が廃業する中、同社は消費者団体と連携し、自家配合のエサを使った鶏の飼育などにいち早く取り組んできた。

 「娘は都内のホテルのパティシエ。いつも卵があったので、家族でいつもお菓子を作っていた」と笑顔で話す社長の上野勝さん。8年前、敷地内にカフェを作り、塩麹や狭山茶、野菜や果物を使った「たまご屋さんのプリン」(230円)と「たまご屋さんの瑞穂ロールケーキ」(1200円〜)の製造・販売を始めた。

「遊休農地を活用し地域の名産を」と、一昨年より試験的に小麦の栽培にも挑戦し、今年、本格的な小麦を収穫した。小麦を熟成させ、9月ごろより、自社で生産した卵と小麦で作ったお菓子を売り始める予定だ。

上野さんは「西多摩の生産品で作られたこのお菓子を知ってもらい、東京の農業や生産品に注目してもらいたい。若い世代の農業や遊休農地の活用の一助となれば」と目を輝かせる。

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