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青梅のイラストレーターが「泣ける曲」の絵本に挿絵

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味わいあるイラストが話題に

青梅在住のイラストレーター・菅野カズシゲさんが挿絵を描いた大人の絵本「老眼になった君へ〜愛〜」が11月、発売された。菅野さんは多摩美術大学時代、版画を専攻。作家が意図しない情報が多様にちりばめられたレコードのジャケットに魅了され、都内のレコードショップに通い続け、面白い作品を収集していた。同店には名の知れたミュージシャンも多く通い、菅野さんの作品を気に入ったミュージシャンからCDジャケットの制作依頼も増え始め、これまで多くの作品を手掛けてきた。

 菅野さんが初めて挿絵を手掛けた今回の絵本。10月にメジャーデビューしたユニット「石川優美&PonoLani」さんの歌詞が、そのまま絵本になったもので、NHKラジオ深夜便で放送された楽曲が「泣ける曲」と話題となり絵本の出版が決まった。レコードジャケットなどのイラストデザインを担当していた菅野さんはインディーズ時代から同ユニットのジャケットに携わり、今回の起用が決まったという。

長年連れ添った夫婦が、これまでの軌跡を振り返りながら物語は進んでいく。時間と共に深まる心の絆が描かれている。菅野さんはこの世界観を表現するため、初めて全て木の上に描くことにこだわった。出版社は専用のスキャナーを購入するほど、「独特の質感を持った味わいのある絵を気に入ってくれた」という。

現在は地域のアートイベントなどに似顔絵師としても出店する菅野さん。「今後は、住んでいるこの地域から、もっと色々な文化を発信していきたい」と笑顔で話す。

仕様は変形、カラー、48ページ。価格は1365円。

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