~東京の森から~ 東京チェンソーズ
檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、
街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!
毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。
あきしま環境緑花フェスにチェンソーズ現る
先月27日、昭島市で行なわれた「あきしま環境緑花フェスティバル」に縁あって出店させていただきました。
このイベントは、緑化の推進や地球温暖化などの環境問題の解決に向けて、市民と事業者と市が協力して環境保全活動の輪を広げることを目的としたものです。
わたしたち東京チェンソーズにとって市民向けのイベントというと何といってもツリークライミング。こちらは何度も経験をしていますが、ブースを構えてモノを売る、というのは初めて!わたしたちのメインである「山仕事」はその場でお売りするわけにもいかないので、何がいいかな?とみんなであれこれ構想を練り、現場の合間をぬって少しずつ準備を重ねてきました。
今回用意したのは2種類の多摩産材アイテム。
丸太いすとWOOD BASE(ウッドベース)です。
丸太いすの両脇にはくぼみがあり、両手で持ち上げることができます。年数が経るにつれ、どんどん色が変わって、味わい深くなってゆきます。
WOOD BASEというのは弊社大塚による造語で、「木の基板」というイメージで名づけました。
写真のように、フィギュア置きにしてもいいし、植木鉢の下に置いてもいいし、鍋敷きにしてもOK。
これに「電熱ペン」(ペン先が発熱して焦がすことで、木片に絵を書くペン)を使って、自由にお絵かきをしてもらうことに。
当日は朝からよく晴れて、午前中を中心に多くのお客様でにぎわいました。
昭島市役所駐車場および市民ロビーの2箇所が会場となり、鉢花有料配布、カブトムシの幼虫配布や環境クイズ、リサイクルコーナーなど、イベントが盛り沢山でした。
屋外会場には岩手県岩泉町の短角牛キャラクター「たんたん」、龍泉洞PRキャラクターの「龍ちゃん」、日野市の「エコアラ」と「エコクマ」、稲城市の「稲城なしのすけ」と、総勢5匹?のご当地キャラが勢ぞろい。
おらが村の「ひのじゃがくん」も誘えばよかった!
そして檜原から産地直送の丸太に囲まれて、ヒノキの香りがいっぱいのチェンソーズブース。
本物のチェーンソーや地下足袋姿のスタッフに、目を留めてくださるお客様もいらっしゃいました。
また、おもちゃのチェーンソーは子どもたちに大人気!持ち方を教えてあげて、カメラに向かってハイポーズ。
「林業ってかっこいい!」と思ってもらえたでしょうか?
肝心の売れ行きはというと…まだまだ工夫の余地がありそうです!
また機会があれば、このような場に出店するなどして、より多くの方に「林業」を身近に感じていただければと思っています。