~東京の森から~ 東京チェンソーズ
檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!
毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。
地産地消!檜原のヒノキ成分を使ったUVカットジェルです
赤トンボ、ススキ、ほんのり色づいたモミジ。山はすっかり秋の気配に包まれています。なんだか今年はあっけなく夏が終わってしまったような…。でも、ハイキングにはこの時期が一番なのかもしれませんね。みなさん、お時間がありましたら、ぜひ檜原の山へどうぞ!
さて、東京チェンソーズ・大塚が手にしているちいさな容器。何かというと、UVカットジェル。ローザ特殊化粧料さん、法政大学社会学部請上ゼミ、そして私たちが共同開発したもので、原料に檜原村のヒノキのチップを用いています(販売はまだです)。
山というと、木陰、木漏れ日、森林浴といった言葉が浮かぶかと思います。そこに日焼けのイメージはありません。しかし、じっさいは大違いで、たいそう日焼けするんです。
夏の風物詩・下刈りは炎天下で行なわれるため、対策を怠ると真っ黒になってしまいます。
かつ、熱中症の危険も。山歩きしていても、日差しの意外な強さを感じると思います。
あまりの日焼けは健康によくないとされていますし…そこで、UVカットジェルの出番となるのです。ヒノキそのものにUVカットの成分はありません。
ヒノキは香料として使われているのですが、昭島の会社が同じ西多摩地域・檜原の特産ともいえるヒノキを使うことに意義があるのかなと思います。地産地消的ですね。なかなかエコな化粧品です。
このケースにかぎらず、東京の木を東京で使いたいという声は多く、わたしたちのもとにも寄せられています。残念ながらまだほとんど協力できていないのですが、いつの日かお役にたてるよう日々努力している最中です。
ちなみにこのジェル、ユーカリオイル配合なので虫除けにもなるそうです。それからこのふたのイラスト、いかがですか?
ヨーロッパの児童文学に出てきそうなきこりがあしらわれています!