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新井薬師堂(日の出町大久野)【街プレ倶楽部 街歩き 心の風景】

JR武蔵五日市からつるつる温泉に向かうバスが、つるつる温泉入口交差点で福生方面行バス路線と分かれると直ぐに、左手に「新井薬師」という大きな看板が見えてくる。看板の反対側の白山神社参道に向かう道に入ると、ほどなく左手に新井薬師の案内坂が見えてくる。案内板に従って狭い小道を入ると、新井薬師堂がある。堂内には金色の木造薬師如来坐像が安置され、里の人に信仰されている。藤原後期の仏師春日の作とか、鎌倉初期の作とかいわれている。脇侍は日光菩薩と月光菩薩。江戸時代、北方の山にあった寺が廃寺となり、ここに移されたもの。気品ある姿で、仏像ファンの評価も高い。格子越しだが、いつでも拝むことができ、また堂内はわりと明るく、その姿を堪能できるのは有り難い。JR武蔵五日市からつるつる温泉行きバスでは「新井」下車。平井経由福生駅行きバスでは「幸神(さぢがみ)」下車。

新井薬師堂

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