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近藤勇の借用書、ブーツをはいた坂本竜馬像など

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津雲邸で幕末維新展

青梅宿住江町の津雲邸で7月20日まで(金・土・日曜のみ)明治維新に活躍した俊傑らの書、手紙、遺品などを展示した「幕末維新展」が開かれている。

近藤勇の借用書やブーツをはいた坂本龍馬の画像など約30点が当時の佐幕、勤皇、中間派など茶室、応接室、大広間などに分けて展示してある。展示品の中には、同展を訪れた学識専門家の間に貴重な歴史資料も含まれるとする見方もある。

津雲邸は西多摩が生んだ傑物政治家、津雲國利氏(1893〜1972)の邸宅で昭和初期に流行した和洋折衷の名建築。展示品は津雲氏の戦前の所蔵品で、孫の津雲薫さん(66)が管理。青梅市の活性化の一助になればと同邸を開放するとともに、膨大な所蔵品の一部を随時、特別展示する。

借用書には、新撰組局長、近藤勇が大阪の豪商「加嶋屋」の樋口重郎兵衛から200両を借り、来辰(慶応4年)3月に返済する旨が記されている。 近藤の刑死により返済は叶わなかったが、その後野津道貫侯爵などの手を経て1934年、津雲氏が譲り受けたことなどを記した箱書きも展示。親交のあった勇の養子の勇五郎氏から譲り受けた幼少時の勇が使用した木刀なども展示してある。津雲薫さんは「祖父は近藤勇や勇五郎さんの生き方に三多摩人として相通じるものを感じていたのではないか」と國利氏の蒐集の動機を語っている。

2階にはブーツをはいた坂本龍馬画像が武市半平太、中岡慎太郎の肖像画と三幅対で見られる。応接室には木戸孝允(桂小五郎)の版籍奉還の計画書、久坂玄瑞が西郷隆盛に当てた書簡、三条実美の和歌、伊藤博文の漢詩、廊下には幕末の三舟と言われた勝海舟、鉄舟、泥舟らの掛け軸、茶室には徳川慶喜公晩年の「月可悦」書などを展示している。

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