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「福生ブルースフェスティバル」「hitomin個展」

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売上げの一部を市内NPOなどに寄付

先月、福生駅東口で開催された「福生ブルースフェスティバル」。同実行委員会(チッコ・ソウマ委員長)は12月3日、石川酒造(福生市熊川)でイベントの収益金の一部を、市内で活動するNPO法人「海外に子ども用車椅子(いす)を送る会」(森田祐和代表)と同市の社会福祉協議会に贈った。

森田代表と石川理事に寄付金の贈呈をしたブルフェス実行委員と大山さん

今年で開催10周年を迎える同フェス。駅前駐車場に毎年、第一線で活躍するアーティストが参加し、開放的な野外コンサートとして各地からブルースファンが訪れる。今年も熱いライブパフォーマンスが披露され、約300人を越える来場者を魅了した。

同委員会が第1回より、売上げの一部を寄付してきた海外に子ども用車椅子(いす)を送る会。同法人は世界の子どもたちに日本で使われなくなった車いすを届ける取り組みを行っており、これまで約5000台の車いすを送ってきた。同フェスでは、来場者にその活動を伝えるためTシャツやポスター、チラシなどでも車イスとギターをモチーフにしたデザインを施している。

今年は同法人に10万円、社会福祉協議会に1万円を寄付した。また今回、福生の画家である大山瞳さんも、同法人の活動に賛同し、同酒造で10月から開いた個展「hitomin個展」での売上の一部8万3580円と、個展来場者による募金3万円の寄付も行った。

寄付を受けた森田さんは現状の活動報告や今後の目標を語り「皆さんのご支援のお陰で、世界の子どもたち、そしてお母さんたちが大変喜んでくれている。輸送が困難な地域もあるが、求める声がある限り頑張っていきたい」。社会福祉協議会理事の石川彌八郎さんも謝辞を述べた。

チッコ・ソウマ委員長は「今年も大変良いコンサートになった。来年も開催日や会場など煮詰め、さらに良いコンサートとしていきたい」と10年を振り返った。

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