青梅市長を表敬訪問 今後は他地域との同時開催も目指す
内閣府が主催する「平成29年度未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」で内閣府特命担当大臣表彰を受けたおうめ若者カフェが昨年12月28日、浜中啓一青梅市長を表敬訪問した。
未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤーとは、子供や若者が、地域や社会の輝く未来に向けて行った社会貢献活動において、顕著な功績があった個人や団体を内閣総理大臣、及び内閣府特命担当大臣から表彰するものとして平成27年度から始まった。
内閣府特命担当大臣表彰(青少年育成)は日本全国で10件程度だった。
おうめ若者カフェは平成23年に市民活動推進課との協働事業により、多摩島しょ地域力の向上事業助成金を受け「若者のまちづくりを考えること」「ネットワークをつくること」を目的に活動を開始。平成24年2月、若梅祭で70歳以上の高齢者男女の洋服を若者がコーディネートするファッションショー「ババコン」をメインの活動として継続的に開催してきた。
平成27年度には、クラウドファンディングによる事業に取り組み、活躍の場を広げ、平成27年笑顔あふれる地域イベントアワード最優秀賞、平成28年住友生命ヤングアクションジャパン奨励賞を受賞してきた。
表敬訪問には「おうめ若者カフェ」の川﨑茜さんと、伊藤未悠さん、村上ひかりさんが訪れた。浜中市長は「今後、ぜひ市として応援していきたい」と話した。代表の景山一基さんは「今後も、青梅市に活力を与えられるような活動を行なっていきたい」と受賞の喜びを語った。
おうめ若者カフェは今後、青梅市で行った手法を用いて各地域へもババコンを展開し、同時開催や動画配信などを目標に、積極的な活動を進めていくという。