街プレ紙面内「東京マウンテン」ページに、土屋が連載させて頂き、早6年となりました。
次号から「東京マウンテン」は、新しい方による連載が始まります。
長年、読者の皆様にご愛顧頂きましたこと、心より御礼申し上げます。
次号より東京マウンテン、新たなスタート!♪ 川と森の案内人・宮田さんの連載が始まります
6年前、街プレ編集者の方にお声かけ頂き月に1度、東京マウンテンページを執筆させて頂きました。取材を通じ、数多くの地元・西多摩の魅力・宝の宝庫に出会い、たくさんの魅力ある人を取材させて頂くことができ大変充実した時間でした。
また読者の方からもたくさんの温かいお言葉を頂きながら、多くの方々の協力のもと今迄連載させていただく事が出来たこと、心より感謝申し上げます。
次号よりこのコーナーは、同じく自然・西多摩を愛しておられ、バトンをわたせる宮田さんに引き継ぐ事になりました。次号からは、宮田さんが、西多摩の発信・自然の魅力を伝えてくださいますので今後ともぜひ、街プレ「東京マウンテン」をお楽しみください!
「自然の楽しさ、自然環境について考える糸口を」
はじめまして、宮田浩です。東京の日野市で生まれ、外来魚のことが気になりだして大学を卒業後、さらに大学へ編入学。大学院まで愛媛県と北海道でオオクチバスやブルーギル、ニジマスを野外調査し、研究の道を進んでいました。自然学校、博物館での展示解説、エコーツーリズムとグリーン・ツーリズムなどに関わり、2012年から御岳ビジターセンターの解説員として御岳山を案内してきました。
御岳山はムササビやニホンカモシカが生息する森に包まれ、夏には多くの人を魅了するレンゲショウマが咲きます。ロックガーデンの沢ではヤマメやカジカも見られ、豊かな自然が残されています。武蔵御嶽神社をはじめ、古来から継承されてきた御師の営みなどの歴史・文化、そして「人の温もり」が御岳山の魅力です。この御岳山の魅力を多くの人に伝えたいと考えるようになり、2018年から「川と森の案内人」として、「御岳山でゆっくり自然と美味しいを楽しむツアー」を展開しています。
同時に、小学校や水辺の観察会ではガサガサ(魚採り)を通じて、「多摩川には何が棲んでいる?」からはじまり、「アユはなぜ多摩川に戻ってきたか?」、「第二のブラックバス現れる」といったことをテーマに河川環境について皆さんと考えています。特に子供達には、自然をジーッと見る時間を大切にしています。
今後、こちらの誌面を通して、自然の楽しさを知る、あるいは自然環境について考える「糸口」を皆さんに伝えていきたいと思いますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。