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北海道産玄挽そば粉を使用

田舎風の二八そばの店 あきる野さとやま蕎麦処「小春日和」

あきる野さとやま蕎麦処「小春日和」(間山圭佑店主)は9月29日にオープンした。

北海道産の上質のソバの実を外の殻ごと玄挽きにしたそば粉で打つ田舎風の二八そばの店だ。

同店のそばは黒っぽくてやや太め。しっかりしたコシがあり、かむほどにソバの旨味が伝わってくる。店主自身がそばはたっぷり食べたい派であることから、他店と比べて一人前の量が圧倒的に多い。

せいろそばを配膳する間山さん

店主の間山さん(30)は10年近く内装業に従事していたが、そば好きの父親の勧めで店を営むことに。

2年にわたり父からみっちり仕込まれ、開店に必要な一通りの技術を体得。昨年11月、店から近い五日市に移住し、開店準備を進めてきた。

店は父が知人の紹介で借りた古民家を改修して利用。風情のある外観と古建具などを生かした雰囲気のいい店内空間で、周囲の景観によく合っている。

開店からまだ2カ月。慣れない接客業に奮闘する間山さんだが、「お客さんの『おいしい』の一言が日々のモチベーションになっている」という。

メニューはせいろ(800円)、鴨汁せいろ(1400円)、大粒なめこそばにきのこ天ぷら、小鉢、プチ甘味が付くきのこづくしセット(土日、祭日限定、1900円)などがある。お得なおかわりせいろ(300円)やそば豆腐、天ぷらなど一品料理も充実している。

あきる野市戸倉212。営業時間は11時〜18時。土日・祝日は20時まで。

木曜定休。問い合わせは042(588)4868まで。

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