羽村産の大麦で造ったクラフトビール

「羽村ゴールデン」をお披露目
羽村市の農家・清水さんが企画

昨年12月13日に行われた羽村市観光協会の忘年会で、羽村市産の大麦で造られたクラフトビール「羽村ゴールデン」がお披露目された。

クラフトビールを企画し、提供したのは羽村市観光協会の副会長も務め、同市で農業を営む清水亮一さん。

「羽村市の名産品を何か作れないか」と常々考え一昨年、大麦の栽培に着手した。

精麦し発酵させる企業にお願いしてまわるが、大手メーカーの下請けにとっては少量加工のため、断られ続けたが、羽村市観光協会、市の協力を得て「町おこしのお役に立つならば、と宇都宮の企業が製造を引き受けてくれた」という。

ビールの製造には奥多摩で、多種多様なクラフトビールを製造し、様々なメディアでも取り上げられ、注目を集めているバテレが協力。アルコール度数５・４％のピルスナーを醸造し、「羽村ゴールデン」が誕生した。

忘年会で司会を務めた清水さんは、クラフトビールの紹介をした後、「実は一昨日届いたばかりで、私もまだ飲んでいない。本日、皆さまと一緒に楽しみながら様々な感想を聞いて、よりおいしいビールにしていきたい」とあいさつ。

「とても飲みやすくて、おいしい」と感想を述べる参加者

乾杯の発声の後、その味を楽しんだ参加者から、「クラフトビールって初めて飲んだけど、おいしい」「苦味がしっかりあるのに、飲みやすい」「とってもまろやか」と口々に感想の声が飛んだ。

清水さんは「ビールができたのも観光協会のご協力のお陰。今後、色々なイベントでも楽しんでいただける様に準備を進めていきたい」と目を細め話していた。