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「がん患者が安心して話、相談できる場所を」

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西多摩初のがん患者交流サロン「ハローライフ」

がん患者と家族のための公開講座を開催

西多摩地区でがん患者や家族の精神面・生活面をサポートしている「ハローライフ」が7月13日、青梅市文化交流センター 多目的ホール(青梅市上町)で公開講座「がんになっても自分らしく生活するために」を開いた。

今回、講師に招いたのは2016年にオープンしたがん患者と家族のための相談支援の場「マギーズセンター東京」の施設長の秋山正子さん。「がんの不安を持っている人を支えるには、色々な人の支え、地域に浸透していくことが大切。すぐには芽が出ないが、耕すことで支援のつながりが生まれる」など、これまでの実績を踏まえ語った。講演会の後は秋山さんや、青梅市在住のがんサバイバー・本橋宗敬さん、訪問看護師の安藤早苗さん、がん看護専門看護師の飯尾友華子さん、ハローライフを主宰する細野健さんと地域医療関係者とのトークショーが行われた。

次回のサロンは9月14日(土)14時〜青梅市福祉センターで開催。詳細はハローライフ(       )まで。

クラウドファンディングで支援募る

西多摩では初となるがん患者交流サロン「ハローライフ」は現在、活動資金の支援を募るため、クラウドファンディングに挑戦している。

ハローライフは昨年7月から患者交流会・家族会による「がんサロン」、講演会などを10回ほど開催してきた。主宰する細野さんは「がん告知を受けることは誰もが初めての事で多くの不安がのしかかる。現在がん医療は進歩し治療後も社会生活が続くことが前提で、長く付き合っていく病に変わった」と話す。「しかし病気のことを話すことがタブー視されるなど、がんに対する社会の認識はあまり変わっていない。患者が安心して話をできる場所、相談できる場所が求められてる」と、活動資金を募っている。

目標金額は120万円。募集期日は9月10日まで。集まった資金はがん患者サロン(7回開催・1年間)や公開講座(1回開催・1年間)の開催経費に使われる。問い合わせは細野さん(電話090̶8846̶2817、メール         )まで。クラウドファンディングで支援募るhalolife@halo-life.org

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