真如、大賀、黄陽など
凛とした姿が魅力のハス。50円の格安花ポットの販売などで地域の園芸ファンから支持されるマルセン(真島利明店長、あきる野市雨間)では今夏、ハスを求める人でにぎわった。花は彼岸の頃まで楽しめ、水を張っておけば、冬越しも簡単。6月ぐらいから4カ月ほど花が楽しめるという。
扱う品種は真如蓮、古代蓮の大賀蓮、天竺斑蓮、黄玉杯蓮、黄陽蓮など9つほど。ハスは桶で販売されていて、1株〜2株が植わったもので5000円。大桶の2万円もある。桶の中にはサービスでメダカとメダカが卵を産み付けるホテイソウが入っていて、ハスの下を泳ぐメダカも癒やしの一つになっている。
桶の中は底に大粒、中粒の赤玉。順にペレット鶏糞、腐葉土、荒木田土、蓮根、荒木田土、小粒の赤玉を重ね、水を張っている。荒木田土、小粒の赤玉は水をきれいにし、メダカはボウフラ除けになるという。
根が動きだす春の彼岸の頃に植え替えを行うが、同店では植え替えのサービスも行っているので安心。
真島店長はグラフィックデザイナーの経験があり、美術センスを生かしてランのディスプレイに挑戦している。「世界らん展」でたびたび入賞を果たしている。9時〜18時営業。問い合わせは042(558)0216まで。