奥多摩の小河内から、西多摩の魅力、お届けします
東京最西端!廃校を使ったお別れ遠足!!
新型コロナウイルスの影響で、世の中は混乱。学校が休校になったり、イベントが中止になったり、公共施設やテーマパークが閉まったり、自粛ムードが漂います…。
僕の務める東京最西端の保育園・氷川保育園は通常通り開園できているのですが、「毎年、電車に乗って行っていた年長児のお別れ遠足をどうするか?」ということに。西多摩各地でも中止になってしまった保育園がたくさんあったようですが、最後の保育園の思い出となるこの行事。「なんとか実施したい!」と、行き先を小河内方面に変更して実施することになりました。
ところが遠足予定日はかなりの確率で雨。しかも小河内の屋内施設はどこも閉館中。悩んでいたところ、ふと思い出しました。旧小河内小学校があるじゃないか‼僕の母校であり、現在、(株)東京・森と市庭が奥多摩フィールドとして管理してる東京最西端の木造廃校舎です。ここなら雨でも大丈夫‼他に人もいないし感染の心配が全くない‼ということでこちらにお邪魔してきました。
木造旧校舎を貸し切り!一生の思い出に
長い廊下を駆け回ったり、教室を使ってかくれんぼをしたり、体育館で大暴れしたり…。そして、お昼のお弁当はOBCの拠点CO*BCとして借りている旧理科室で食べる。木造廃校舎を貸し切りで満喫♪なんて贅沢なことでしょう‼子ども達は終始はしゃいでいたので、楽しんでくれたんじゃないかなと思っています。
それにしても、自分が卒業し廃校となった小学校に、自分の教え子が遠足にくるというのはなんだか不思議な感覚。こんな状況だからこそ逆に、より思い出深いお別れ遠足となったのではないかな?いつか大きくなった時に、ふとこの日の小河内での記憶が蘇ることがあったとしたら、僕は最高に幸せです!