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十一面千手観音像二十八部衆の「迦楼羅王」

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病難除けのご利益も

塩船観音寺

コロナ禍に妖怪アマビエが疫病除けになると注目されたが、青梅市の塩船観音寺(橋本公延住職)にもお参りしたい神様がいる。3月に国の重要文化財に指定された十一面千手観音像、二十八部衆の迦楼羅王(かるらおう)で、病難除けのご利益があると伝わる。

迦楼羅王は背中に羽根がある鳥のような姿で、インド神話の神鳥ガルダが前身とされる。くちばしのように尖った口で毒蛇を好んで食べるという。仏教では毒蛇は煩悩や罪障の例えとされることから病除、延命の神として信仰されている。

二十八部衆は千手観音の諸願成就を体現するといわれ、毘沙門天、帝釈天、阿修羅王など28躯が本尊の観音菩薩を守る。立像はいずれもヒノキで、古いものは1268(文永5)年のもの。28躯すべてが完全な形でそろっているのは大変珍しい。

 

同寺は、真言宗醍醐派の別格総本山。大化年間(645〜650)に、若狭の国の八百比丘尼が開山。本堂、厨子、阿弥陀堂、仁王門も国の重要文化財に指定されている。橋本紘彰執事は「『アマビエ様はいないのですか』とよく聞かれますが、お寺に妖怪はおりません。広く迦楼羅王様を知っていただき、コロナが広がらないよう、罹らないよう千手観音様、迦楼羅王様をお参りしていただきたい」と話した。

二十八部衆像の祈念御朱印を500円で受け付けている。朱印を求めると二十八部衆のしおりがもらえる。(提供:西の風新聞)

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