有志がフォトスポット
青梅市の成人式中止を受け、同市根ヶ布の片谷茜さんは仲間を集め、市内の住吉神社、ネッツたまぐーセンター、青梅駅前の合計4カ所に11日、フォトスポットを設置した。
着物生地のリサイクル会社を営む片谷さん。着物関連のイベントには特に関心がある。式は中止でも、新成人に何かしてあげたいと同市木野下の武藤一由さんら3人と「全集中弐拾才の会プロジェクト」を立ち上げ、Facebookで協力を募った。
スポットには有志手製の紙細工や、青梅アドベンチャーラインのロゴ作者の沼倉智弓さんが作った「20」の文字が飾られた。新成人は受付で有志提供の祝い品入りトートバッグを受け取り、町を巡って写真を撮影した。
片谷さんは「成人式の中止自体は仕方のないことだが、祝いたい気持ちはみんな一緒のはず。動ける人でお祝いを企画した」と話した。(提供:西の風新聞)