テークアウトに切り替え
市内は宅配も
JR東青梅駅から徒歩12分、下奥多摩橋近くにある「旬菜と手打ち蕎麦の店 稀星(きらら)」(青梅市千ヶ瀬町)が緊急事態宣言を受け、店内営業を休み、旬の野菜や地元産の食材を使った日替わり弁当の販売に切り替えている。
弁当販売は昨年の緊急事態宣言で店内営業を休んだとき、客の要望を受けて始めた。おかずの種類と量を変え580円、700円、1000円の3種類と、380円のお子様弁当を提供。今年から販売している700円がよく出るという。「いろんな味を楽しんでもらいたい」と、醤油味の筑前煮、サツマイモのレモン煮、大豆レンコンの甘辛煮など味付けの違う惣菜10種類に、産地直送の北海道産ゆめぴりかのごはんがつく。
「ごはんはいらないからおかずを多めに」「肉をしっかり食べたい」などの要望も可能な限り受けている。「個別に相談に乗れるところが、個人店の強み」と店主の若林里実さん。
弁当は前日までの予約制。市内のみ前日14時までの注文で翌日11時〜14時に宅配が可能。火曜・水曜定休。(提供:西の風新聞)