福生の石川酒造敷地内に「酒坊-SHUBOU-多満自慢」
石川酒造(福生市熊川、石川彌八郎社長)の敷地内に、有限会社商家(中央区、北村公克社長)がゲストハウス「酒坊-SHUBOU-多満自慢」を7 月17日にオープンした。
北村社長の「日本酒文化を世界中の人に体験してほしい。そのために酒蔵の中にさまざまな体験ができる宿泊施設を作りたい」という思いを受けた石川社長が「以前から酒蔵見学の客や敷地内のレストラン利用客から宿泊したいという声があった」と、場所を提供した。
泊まれるだけでなく、米麹でつくる生化粧水作り体験など、日本酒に関わるイベントを開催する。レストラン「Kitchen&Bar田の実」も併設し、西多摩の食材を使った料理や、同酒造の日本酒やクラフトビール、オリジナル日本酒カクテルを楽しめる。宿泊客限定の週末カクテルパーティーなども開催予定。ランチは宿泊客以外の利用も可能。
北村社長は「西多摩には藍染めや紙漉きなどに触れられる文化的なエリア、秋川渓谷や奥多摩湖などの自然を満喫できるエリア、横田基地やベースサイドストリートなど魅力的な場所がいくつもある。酒坊を拠点に西多摩の観光エリアに足を運んでもらいたい」と話し、日本酒を起点に日本の魅力を発信していきたいとしている。
カプセル型ベットが置かれたドミトリータイプの部屋には男性16人、女性12人(1人6050円〜)が宿泊可能。最大2人まで泊まれる和室個室(1部屋1万4300円〜)も3部屋用意。
問い合わせは042(513)7448まで。(提供:西の風新聞)1万4300円〜)も