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奥多摩町が観光ゴミ対策の実証実験

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観光客は好反応

奥多摩町が観光ゴミ対策に乗り出している。8月7日〜22日の週末に実証実験として、観光客専用ゴミ袋を販売した。18日には町内の住民や事業者ら43人が「おくたまゴミ拾いボランティア」を実施。いずれも、BBQ客などが遺棄する放置ゴミの減少が狙いだ。

観光産業課の岡部直樹さんは「奥多摩の雄大な自然は魅力だが、来町者の増加に比例して放置ゴミが増えている。もどかしい気持ち」と胸の内を明かす。

観光客専用ゴミ袋は可燃、不燃、資源の各1枚1組500円。駅前の観光案内所で販売し、駅前広場の集積場で回収する。期間中は雨天が多く、来町者が少なかったが、約20人が利用。多い日では1日で軽トラック2台分ものゴミを回収した。

利用客らは「BBQ後のゴミ捨てに困っていた」「一部のマナー違反者が少なくなれば」と好意的な反応を示す。

実証実験は、観光産業課と奥多摩観光協会が考案。有志がゴミ拾いする姿は周辺地域でも見られるが、自治体が実行するケースは珍しい。町のゴミ対策への強い意識が伺える。

1日で回収したゴミ袋

西多摩地域での放置ゴミ問題は深刻だ。ゴミ箱を設置すれば周囲にゴミがあふれ、かといってゴミ拾いは根本的な解決にはならない。

岡部直樹さんは「町として対策を講じるにも、まずはデータが欲しかった」と実証実験の意図を語る。今回の反応とデータを参考にして、9月以降もゴミ対策に注力する予定だ。詳細は観光産業課観光商工係(0428―83―2295)まで。

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