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夏休みにお芝居を始めよう!

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奥多摩の昔話を劇に参加者募集

実行員が手作りした猿の衣装で演じる園生

1万年前から人が住んでいたと伝わる奥多摩町。当時の衣食住は?遊びは?自然は?今に伝わる昔話をお芝居で表現し、古人の暮らしに想いを馳せる――。そんな企画がこの夏、奥多摩でスタートする。

企画は、演劇を通して地域のつながり強化を目的とした「楽しくつながるプロジェクト」(日本演出者協会主催)の一環で実施。一昨年と昨年は、町内にある東京多摩学園の知的障がい者の方を中心にお芝居を作ってきた。好評の声を受けて今年は範囲を拡大。町内外の小学1年生以上なら誰でも参加できる。

年齢や人種、障がいの有無に関係なく、みんなでアートや劇を作る試みは全国で広がっている。実行委員会で奥多摩在住の鯨エマさんは「障がいは個性のひとつ。園生だけに限定するのではなく、奥多摩を愛するさまざまな人が『共生』の想いを持って物作りできれば」と企画の意図を話す。実際、衣装の縫製を地域住民が担うなど住民参加型の体制を採用する。

稽古期間は8月20日から11月5日までの主に土日。11月6日の奥多摩町福祉会館での公演を目指す。参加費は全プログラムを通して500円。定員になり次第受付締め切り。お問い合わせ・予約はkujiraema@icloud.com/090̶8083̶6888(鯨エマ)。

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