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コラム

~東京の森から~東京チェンソーズ

檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!

毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。

〝もったいない〞から生まれたコラボ企画

木の香りに包まれて「東京チェンソーズの風呂」

東京・高円寺の銭湯「小杉湯」さんに今月初旬の3日間、森をお届けしてきました。小杉湯さんは創業が昭和8年という老舗で、今もほぼ毎日のように一味変わったお風呂を企画している街の銭湯。

「東京チェンソーズの風呂」では、弊社・工房で出た大鋸屑を袋に詰めてお風呂に浮かべました。

小杉湯さんの変わり風呂企画のキーワードになっているのが「もったいない」。これまでも酒粕、米糠、クラフトコーラの搾りかすなど、いろいろな業種の〝もったいない〞を活用してきました。

弊社の大鋸屑も工房の木工作業では必ず出る〝もったいない〞。消臭剤やストーブの燃料として使っていましたが、新たな道が開けた感じです。

ヒノキの丸太切り体験。高円寺の路地に木の香りが広がる

実際に入ったお客さんから「木の香りが広がり、気持ちいい」とのお声を聞くこともできました。

ということで、僕も入ってみることに。

浴室内にいくつかある浴槽にあるうち真ん中にあるのが「東京チェンソーズの風呂」。

袋に入った大鋸屑から木の香りが広がってます。また壁にはラミネート加工した弊社の広報物が。お風呂に浸かりながら読んでるお客さんもいます。森林に関心を持ってもらえるきっかけになってくれれば嬉しいです。

一輪挿しなどの製品の販売も。これらの製造過程で大鋸屑が発生

最後になりますがお風呂に使っている水について。

小杉湯さんのお湯は全て地下水を利用しているそうです。敷地内の井戸から引いているとのことでした。

地下水の良し悪しには上流域の森林の環境が大きく関わっているといいます。高円寺は、檜原村や奥多摩が属する多摩川水系とは違うので、直接繋がってはないですが、こういうところでも森林と街の繋がりを感じることができました。

 

東京チェンソーズ

ホームページ http://www.tokyo-chainsaws.jp
フェイスブック https://www.facebook.com/tokyochainsaws/

コラム執筆者

東京チェンソーズ

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株式会社 東京チェンソーズ
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TEL 042-588-5613

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