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青梅市への移住を検討者へ向けた在住者との交流イベント

「映画と里山料理の休日」3月21日に開催

Cinema x Action(シネマ・クロス・アクション)事務局は3月21日、青梅市への移住を検討者へ向けた在住者との交流イベント「映画と里山料理の休日」を開催する。

青梅市(人口130380人)は、秩父多摩甲斐国立公園の玄関口にあり、豊かな自然環境に恵まれている。江戸時代より石灰・木材・織物等の産業で栄えたが、近年は人口減少が続き、その対策として2022年度から移住・定住促進施策を本格始動。本プログラムは、当施策の一つである「市民みんなでおもてなし事業補助金」を活用して実施するものとなる。

映画上映が行われるシネマネコ

イベントは、都内唯一の木造映画館と里山のパン工房を会場に、移住希望者と青梅市民が共に休日を楽しみながら交流ができるよう2つのパートで構成。1つは青梅の映画館「シネマネコ」3月21日9時30分〜11時35分、映画「しあわせのパン」(2 0 1 1、主演:原田知世/大泉洋)を上映。作品では北海道の洞爺湖畔へ移住し、パンカフェとゲストハウスを営む夫婦を主人公にした映画。随所に挿入されるパンづくりと食事のシーンと共に「カンパニオ」という言葉が登場する。その意味は、〝パンを分け合う人々=仲間〞であることが、ストーリーのなかで明かされる。

1つは同日13時〜15時45分「石薪釜パン麦(muji)」で行う協働作業「里山スープづくり」。鑑賞した映画の主題「パンを分け合う」ということを、先輩市民との協働作業で体験する。里山にあるパン工房の庭で、皆で薪火を熾して地元野菜のスープを作り、自然豊かな青梅での暮らしを五感で感じつつ交流を深める。

スープ作りでは、「おもてなし」役の先輩市民4人が参加者と協働で調理をしながら、買い物や公共交通、教育や医療など生活に密着した情報や、地元の旬な食材や山や川のアクティビティなど、青梅で暮らす楽しさ・豊かさを参加者に伝える。食事の後は、市民グループ「未来につなぐ青梅の森」の協力を得て、青梅の暮らしを市民が撮影した写真のスライドショーを上映し、四季折々の魅力を紹介する。定員20名(青梅市への移住検討者)。参加費(当日集金)は大人3000円(中学生以上)、子ども1200円。

シネマ・クロス・アクションは、同じ映画を鑑賞した人々が作品の主題に関連した活動を共に行ない、作品に込められたメッセージや社会課題を共有することを目的として実施するプロジェクト。

豊かな自然に囲まれた麦(muji)

会場では里山スープづくりが行われる

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