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野菜いっぱい もちもちの皮 冷凍餃子「農餃」を販売
羽村市の宮川さん夫妻
「農餃」を手掛けた儀佳さん（左）と修典さん（右）
羽村市羽加美の宮川修典さん、儀佳さん夫妻が昨年暮れから、羽村市農産物直売所（同市羽加美）で冷凍餃子「農餃（のうぎょう）」の販売を始めた。「食べた瞬間、香りとうまみが口いっぱいに広がる」と好評で、販売開始から約２カ月で９００パックを売った。
自家農園で採れたキャベツ、長ネギ、生姜をふんだんに使うほか、もちもちの皮や赤味80％の豚肉を使うなど素材にこだわる。皮と具のバランスも緻密に計算しているからおいしい。
宮川夫妻は以前から農園で栽培する野菜を使って冷凍餃子を作りたいと思っていた。２０２２年に東京都の農業者向けの補助事業を活用し、餃子製造機や冷凍ショーケースを整備。協力しながら試作を重ね、２人にとって理想の冷凍餃子を完成させた。
同直売所では販売開始に合わせて、動画配信サービスのＹｏｕＴｕ ｂｅ で冷凍餃子を使った焼餃子、蒸餃子、スープ餃子の作り方を配信。商品パッケージに動画のＱＲコードを載せ、レシピとして紹介している。
12個入り４ ２０ 円（税込）。今後は同市羽東の自然派やさい直売所ベジ・ベジでも販売する予定。問い合わせは羽村市農産物直売所０４２（５７９）５４６７まで。