わが民謡人生に悔いなし
伊庭末雄さんが宗禅寺で講演
羽村市川崎の宗禅寺で1月28日、土曜講座が開かれ、ソニーミュージック所属の民謡歌手で、羽村市で民謡の伊庭会を主宰する伊庭末雄さんが「民謡ひとすじ」の人生を語ったほか、伊庭さんがライフワークで取り組む多摩地域の民謡から「檜原萱刈り唄」などを披露した。20人余りが傾聴した。
福島県出身の伊庭さんは高校を卒業して三鷹市の会社に就職。職場の民謡サークルに籍を置き、大会に出場するうちにソニーレコードにスカウトされ、プロ歌手になった。
デビュー後は民謡を収録したLP盤がよく売れ、フジテレビなどの民謡番組に数多く出演。傍ら多摩地域の埋もれた民謡の発掘をライフワークにし、「羽村甚句」「青梅機織唄」「多摩臼挽唄」などを復活させた。「わが民謡人生に悔いなし」と語った。(詳細はインターネットニュース東京25ジャーナル2月4日号で配信中)