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拝島駅前に多摩のアンテナショップ
石川酒造直営11月オープン

ここに多摩の素敵が集う、ちょっとイイモノ、ちょっと便利なお店」がコンセプト

ぴったりの店舗名称公募中

多摩地域の商材をそろえた民間のアンテナショップが11月、JR拝島駅前にオープンする。石川酒造(福生市熊川)が直営し、多摩地域ならではの特産品を揃え、地域の魅力と共にPRしていく。店舗にぴったりの名称を公募中。

創業 150 年の酒蔵がアンテナショップの運営に乗り出す。

「ここに多摩の素敵が集う、 ちょっとイイモノ、ちょっと便利なお店」がコンセプト。食品、飲料、日用品、食器、雑貨、手土産品などを生産者から預かり、販売する。店内で購入した商品をその場で味わえるイートインコーナーや専用サーバーを使った有料の日本酒試飲コーナーも併設する予定。
西多摩地域には、あきる野、檜原の特産品などを扱う秋川渓谷物語・地場産品・いろどり屋(あきる野市秋川)や西多摩の物産を揃えた大多摩うまいもの館・みやび工房(日の出町大久野)などがあるが、本格的なアンテナショップは初めて。
営業時間は11時~20時で、定休日は毎週火曜日を予定。名称は同酒造のWEB応募フォームで9月1日まで受け付ける。名称と採用者は9月中旬に公式サイトで発表する。採用者と最終候補者にはアンテナショップで使用できるクーポンや日本酒などが贈られる。

同酒造は酒飲みのテーマパークを掲げ、醸造する多満自慢と地ビールの多摩の惠を製造、販売するほか、イタリアンの地ビールレストラン福生のビール小屋、和食の食道いし川を併設する。
敷地内には玉川上水の熊川分水が流れ、明治13年に建造された本蔵、新蔵、文庫蔵、長屋門、雑蔵、向蔵と6つの国登録有形文化財が現存しており、土蔵で鉄板懐石の熊川屋やフランス料理のはいから屋などを展開したこともある。数年前から敷地内直売所の「酒世羅」で感謝デーを実施。同酒造のワインやビール、限定たる酒の量り売りなどを行うほか、地元業者によるマルシェが人気を呼んでいる。
石川彌八郎社長は「多摩地域には素晴らしい商品が沢山あり、十分世界でも通用するはず。アンテナショップを通し、その素晴らしさを発信し、地域の活性化につなげられたら」と話している。

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