青梅市がカインズと「包括連携協定」
多世代交流スペースを青梅インター店に設置
青梅市とカインズ(埼玉県本庄市)が3月21日、同市とカインズ青梅インター店(青梅市新町)が、様々な地域課題に対して連携して取り組むことを目的にした包括連携協定を締結した。
同インター店は3月27日にリニューアルオープン。カインズならではのくらしを楽しく豊かにする商品とサービスを充実させた。リニューアルに伴い、同市と共同で様々なイベントを行うほか、災害時の一時避難所としても活用可能な多世代向けの「くみまちコミュニティスペース」をカインズとして全国で初めて設置した。
当日の包括連携協定締結式は、同コミュニティスペースのお披露目を兼ねて行われた。同コミュニティスペースは地元の多摩産材を使用して造られ、同市や地域住民と共に、豊かなくらしを創作するための多彩な教室やイベントなどで活用する。
同コミュニティスペースは2階にあり、水害時には2階駐車場と共に一時避難場所としての役割も担うという。
協定には、地域の活性化と産業の振興、防災・災害対策、子育て支援、社会教育および生涯学習、移住・定住促進などの事項が盛り込まれている。
カインズは「包括協定を機に、青梅市との連携を強化し、地域の活性化と未来の発展へ一層寄与していきたい」としている。