春の味覚、タケノコが旬 西多摩の直売所
新鮮だからあくが少なく 身が柔らかい
西多摩の農産物直売所で春の味覚、タケノコの出荷が本格化している。JAあきがわ「五日市ファーマーズセンターあいな」によると、4月第2週過ぎから出荷が急増したという。
タケノコは生産者が早朝から山に入り、手際よく掘り起こした掘り立て。シャキシャキのタケノコは春の香りがあふれる。
新鮮なうちに消費者の元に届く西多摩のタケノコはあくが少なく、身が軟らかい。煮付けのほか、タケノコごはんやちらし寿司の具として重宝される。
収穫は5月中旬ごろまで続く。ただ、出荷にばらつきがあるほか、日の出町大久野などではイノシシが掘り起こして食い荒らす被害が目立っており、収穫量に影響する場合もある。
タケノコはカリウムを豊富に含み、ナトリウム(塩分)を排出する役割がある。また、食物繊維の塊とも言われ、便秘や大腸がんなどの予防などにも良いと言われている。
「かすみボンマルシェ」5月12日5年ぶりに開催
「かすみボンマルシェ」が5月12日、青梅市今寺4丁目運動広場(青梅市今寺4‐10)で開かれる。地元グルメが並び、特設ステージでは音楽やダンスなどが繰り広げられる。
同マルシェは地域の食を支え、コミュニティーづくりなどを目的に、ボランティアで組織する実行委員会(宮崎精一委員長)が主催し、第3支会などが協力して行われる。2019年に第1回を開催したが、20年以降はコロナ禍で開催を見送ってきた。
大人気のドラム缶ピザをはじめ焼きとり、焼きそばなどの模擬店が出店。新鮮な有機野菜も売られる。フリーマーケットを加えると30店以上の出店を予定する。
特設ステージでは、音楽、ダンス、お囃子など地元の有志たちによるパフォーマンスが繰り出す。
開催時間は10 時〜14時30分。小雨決行(荒天時は中止)。