笑いで過疎の地域を明るく
「第3回御岳寄席」が10月20日、払沢会館(青梅市御岳2)で開催される。主催は御岳1丁目自治会。地元住民に笑いと文化を届けることを目的に開く。
同自治会は同市西部山間地にあり、JR御嶽駅近くの多摩川に沿って通る吉野街道沿いに広がる地域。高齢化が進み、免許返納や一人暮らしで移動に不便を感じている住民が多く、日常の買物や公共施設への移動が課題の一つになっている。
こうした事態を受け、同自治会では昨年11月からボランティアが運転や車両の維持を担う無料バスの試験運用を始めるなど地域の活性化に取り組んでおり、寄席も活性化策の一つ。
当日は古典落語の銘酒で、8カ国語で落語を語る三遊亭竜楽さんが高座に上がる。「三遊派の正統的話芸で磨いた古典落語などを聞かせる」という。
14時開演。同自治会会員は無料。会員以外は1000円。観覧希望者は事前に「壷中庵」のメールkochuan@me.com またはメッセンジャーで申し込む。希望者多数の場合は抽選。