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気象予報士の天達さん気候変動と農業など語る 西多摩地区JA協議会が講演会
JAにしたま、JAあきがわ、JA西東京で構成する西多摩地区JA協議会は2月27日、気象予報士の天達武史さんの講演会を開催した。「天気の達人、天達と考える気候変動が与える地球・農業への影響」をテーマに話した。3JAの役職員約130人が熱心に耳を傾けた。
ニュース番組で気象防災キャスターを務める天達さんは、気温上昇などを背景とする環境破壊や自然災害の危機的状況を指摘。夏の猛暑、大雨、干ばつなどによる農業への悪影響に触れ、西多摩地域の環境が今後どう変わっていくのか、天気予報の見方などを伝えた。

天気予報の見方などを語った天達さん
冒頭、同JA協議会会長の森田龍幸JAにしたま代表理事組合長が「自然を相手にする農業にとって気象は大切なこと。講演から学び、今後の実践に生かしてほしい」とあいさつした。

主催者を代表してあいさつする森田会長