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25journal 新町クリニックが移転開院へ

コラム

 

 

 

執筆協力 編集室システムU okamura.nobuyoshi@gmail.com


 

新町クリニックが移転開院へ 西多摩地域初となる男女別健診フロア

1階は内科、消化器内科、発熱などの外来診療

医療法人社団新町クリニックが4月1日、移転開院(青梅市新町3丁目)する。それに伴い、記念式典と内覧会が3月6日に行われ、地域住民や行政、同院関係事業者ら100人にお披露目された。

式典で、新町クリニック創業者である医療法人社団仁成会高木病院の高木直理事長は「当初は労働者の健康と快適な作業環境を守る産業医的な役割でスタートしたが、時代の進展とともに予防医学、精神衛生の医療が求められるようになり、新町クリニックとして役目を果たしてきた。今後も時代、社会が求める新しい分野でも発展を続け、責任を果たしたい」とあいさつ。

竣工を祝いテープカットする高木敏理事長(中央)、医療法人社団仁成会高木病院の高木直理事長(左から3 人目)ら

竣工を祝いテープカットする高木敏理事長(中央)、医療法人社団仁成会高木病院の高木直理事長(左から3 人目)ら

来賓の森村隆行都議は「小作駅に近くアクセスがいい所に、地域住民にとって安心の新病院が開院した。人生100年時代、予防医療の側面から健康を守っていくことが大切。新町クリニックの働きに期待したい」とエールを送った。

施設を内覧した後のオープニングパーティーでは、高木直理事長と同クリニックの高木敏理事長、西多摩医師会の進藤幸雄会長が鏡開きで祝った。次いで高木敏理事長、神應知道院長があいさつし、「ご縁のある人々を今よりもさらに健康に。世のため、人のため、自分のため」という新町クリニックの経営理念を患者、地域住民に対し、具現化していくと意気込みを語った。

鏡開きで祝った

鏡開きで祝った

新病院は鉄骨造地上4階建て。延べ床面積は3576平方メートル。広く機能的になる建物には、西多摩地域では初となる男女別健診フロアを設け、最新のCTや放射線機器などを導入した。

1階で内科、消化器内科、神経内科、発熱などの外来診療を行い、2階・3階が健康診断フロアになる。2階・3階も入り口から完全に男女別に分かれ、「利用しやすさを実現した」という。

1979(昭和54)年に高木病院健診部として発足した同クリニックは、1993(平成5)年に新施設を建て業務を拡大、現名称の「新町クリニック健康管理センター」に改名した。2005(平成17)年に仁成会から独立。健康診断、外来診療、産業医を3本柱に青梅市、羽村市、瑞穂町などの地域医療に取り組んでいる。

コラム執筆者

編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
“地域の今”を切り取ります。

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