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高級建売住宅の供給に力 ホットアーツ 新たな市場を開拓へ
羽村とあきる野で予約販売を開始
建築設計・不動産業などを手掛けるホットアーツ(あきる野市渕上・042-518-7880)は、富裕層向け高級建売住宅の供給に力を入れる。
4月1日に羽村市で「別邸・四季の家」を、あきる野市で「別邸・空の家」の予約販売を始めた。

室内の広大なリビングダイニングは更に空へと続く感覚を
漂わせる「空の家」(上) 大きなリビングから四季折々の
風景を眺めながら生活を楽しむ「四季の家」(下)
東京エリアを中心に、地域にマッチしたタイプの高級デザイン建売住宅を建設し、新たな市場開拓を進める。
多摩地域では豊かな自然を生かした住宅を創出していく。
「四季の家」は、2階建2SLDKで広さ112.69平方メートル、土地面積は181.59平方メートル。大きなリビングから四季折々の風景を眺めながら生活を楽しめ、郊外に暮らす豊かさを感じられる。価格は1億2850万円。
「空の家」は、2階建2SLDKで広さ92.94平方メートル、土地面積は169.92平方メートル。空へと続くアプローチ階段を上るとエントランスに迎えられ、室内の広大なリビングダイニングは更に空へと続く感覚を漂わせる。価格は8350万円。
価格は地域ごとの一般建売住宅価格帯の3倍となるが、デザイン、性能性、耐震・防犯性などを徹底して高めた建物を創造。買い手が虜になるほど魅力あるものを目指した。購入者は地域の経営者や週末別荘利用の都内在住者、法人、日本人大家、外国人などを想定する。
同社は2005年に設立。13年に法人化。建売事業の他、設計監理・注文住宅、リノベーションなどこれまで計200棟を手掛けてきた。
高級建売住宅の供給プロジェクトでは出資者を募り、更なる拡大を図る計画で、5年後の売上高は15億円を試算。10年後には50億円を目指す。
中村社長は「良い物件はすぐに購入したいという富裕層をターゲットに、建売の即入居できる利点と極めて高いデザイン性を持った高級住宅で潜在的ニーズにアプローチする新たな市場を拓きたい」と話す。

中村文典社長