羽村で「星野富弘 花の詩画展」感謝や祈りの気持ちを込めた50点展示

羽村市プリモホールゆとろぎ(羽村市緑ケ丘)で現在、「星野富弘花の詩画展」が開催されている。感謝や祈りの気持ち、生きる意味への問いが込められた花の詩画50点を展示している。
星野さんは中学校教諭時代に事故で頸髄を損傷し、手足の自由を失ったことをきっかけに創作活動を開始。以降、野の花を題材にした詩画を発表し続け、その作品は「生きること」「いのちの尊さ」を感じさせるものとして全国で愛されてきた。昨年4月に78歳で亡くなった。
11月28日のオープニングセレモニーで橋本弘山市長は「『ぺんぺん草』の画と詩を見て、涙が出た。障害を持っても前向きに自分のできることを行っていく姿勢のすごさ。多くの人を励まし、感動を呼ぶ星野さんの作品を一人でも多くの人に見てほしい」とあいさつした。
出身地の群馬県みどり市にある富弘美術館の聖生清重館長は「羽村市での開催を星野さんも天国から喜んでいる」とメッセージに託した。
開館時間は10時〜17時。入場料は500円。中学生以下無料。12月14日まで。
Insta投稿
ポスト
シェア
LINEで送る