東京のお盆は7月ですお盆の施餓鬼法要と一家団欒

善男善女が「施餓鬼和讃」を唱え、真心の供養を行う(昨年)
令和8年もあっという間に半分が過ぎて、7月に入りました。今年の初夏は暑さもほどほどで過ごしやすいですが、毎年7月も半ばを迎えると暑さが本格的になります。
お盆と言えば全国的には8月になりますが、東京のお盆は7月です。
西多摩地域には多くのお寺がありますが、ほとんどのお寺がお盆供養として施餓鬼法要を営んでいます。施餓鬼は文字通り、餓鬼への供養として行う法要です。
施餓鬼の祭壇には「三界萬霊(さんがい ばんれい)」と書かれた大きな位牌が置かれ、過去・現在・未来(三界)のあらゆる精霊(萬霊)へ供養を施すという意味合いの法要になります。
仏教ではあらゆる命は平等であることも説かれており、人間も動物も昆虫も魚も同じ命であり、様々な命の巡り合わせによって今現在我々が生きていると考えます。
もちろん、御自身の両親や祖父母、いわゆる御先祖様も同じです。両親や祖父母、先祖から伝わった命のバトンを次の世代に繋げるのが、今を生きる我々の大きな務めと言えるでしょう。お盆には地域ごとに様々な風習が見られますが、大切なことはお墓や仏壇を掃除して、自分の心のつっかえも綺麗にすることだと思います。
暑い夏こそ、清新な気持でお盆を迎えて、亡きご先祖と一緒にご家族で墓参りをして、つかの間の一家団欒の時をお過ごしください。
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