本年の「西多摩と周辺の自然と歴史を巡る旅」新規コース第6弾は「絹の道浜街道と片倉城跡の歴史・自然めぐり」。9月12日と15日に開催した。今回はバス2回、JR1回と、今迄にない公共機関を多用するコースであったが、参加者も要領を得てきたこともあり、スムーズに進めることができた。
参加された方々は、この方面は初めて来たという方が殆どで、絹の道と片倉城跡公園は勿論、ニュータウンの広がり、高くそびえる学校の建物、広々と整備された八王子みなみ野駅など、新旧の歴史が織り交ざったこの土地の魅力を味わっていた。
特に、鑓水峠の150段の階段を登り切ったところからの眺望には、参加者からため息が漏れた。八王子市内、片倉城跡など、ここに至る絹の道のルートも手に取るように辿れ、また、遠くには奥多摩の山並みが広がり、かつての旅人もここで一息入れたのだろうと、思いを巡られせた次第。

鑓水峠からの眺め

絹の道

片倉城跡公園

絹の道浜街道と片倉城跡コース
西多摩と周辺の自然と歴史を巡る旅
絹の道浜街道と片倉城跡の歴史・自然めぐり(八王子市)
八王子は古くから生糸物流の中心地であった。幕末の開港以来、生糸が盛んに輸出されたときに、八王子に集まった生糸を横浜まで運んだ道が「絹の道(浜街道)」である。片倉城跡の歴史・自然・文化も楽しみです。
スタート JR横浜線八王子みなみ野駅
路線バス「坂上」バス停
・鑓水(やりみず)峠からの羨望 八王子市内を一望。遠くには奥多摩の山々が。
・絹の道(浜街道) 鑓水(やりみず)商人が横浜港へ生糸を運んだ道。シュリーマンも通った。
・道了堂跡(鑓水峠) 鑓水商人が旅人や村内安全のために建てたお堂の跡。
・絹の道資料館 鑓水商人・八木下要右衛門の屋敷跡。多くの外国人も訪れた。
・諏訪神社 鑓水商人の経済力を示す神社。
・小泉家屋敷 絹の道沿いの養蚕農家。萱葺屋根が美しい。道から拝見。
ランチは「和の食 みの原」で プレートランチ(デザート付)
路線バスでJR横浜線橋本へ
JRで移動 JR横浜線片倉駅へ
・住吉神社
・片倉城跡
・湧水湿地と水車 片倉城は室町時代のお城。自然と文化も楽しめる公園。
・北村西望の彫刻 北村西望の作品や、西望賞受賞の彫刻などが展示
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