〝山の参観日〞開催
森や林業を知るきっかけに
檜原村の弊社・社有林に都市部から大勢のお客様が訪問しました。ロングライフデザインをテーマに、物販・飲食・出版・観光の分野で活動する「ディアンドデパートメント」が主催するツアーで、その名も「空気や水の生まれ故郷を訪ねる 木日」。
担当者は企画の意図を「街に住んでる生活者も、森の大きな循環の一部。暮らしに国産材を取り入れることを考えるきっかけになれば」と話します。
ツアーにはさまざまな経緯で森や林業に興味をもった都市部在住の10人余りが参加。参加の動機をいくつか紹介します。
「最近いろいろなところで、森や水の話を聞くことが多くなった。でも、改めて考えると知らないことばかり。現場の話を聞きたい」(青果店仕入れ担当)。「水と森の関係を知りたい」(飲料メーカー勤務)。
木を使った彫刻を学ぶ都内・美術大学に通う学生は、子どものころフランスのアルプスに近いところに住んでいたそうで、「山に帰りたい、木に関係した仕事をしたい」。「森の中を歩くのもいいかな」と参加した建築設計事務所に務める方もいました。
いろいろと聞いて感じたのは、都市での暮らしに少し疲れてる方が多くなってるのかな、ということ。暮らしに自然を取り入れたいと考える方も多くなってる印象です。
森の仕事が気になってきたという方は、今回のツアーを主催したディアンドデパートメントの東京店(世田谷区)で「木こりの仕事に学ぶ山の楽しみ方」をテーマに企画展示中ですので行ってみてはいかがでしょう(30日まで)。
また、モリパークアウトドアヴィレッジ(MOV)では、自然と親しむキャンプを基本から学べる「はじめてのキャンプ教室」を開催中。次回は28日(日)に開催しますので、ご興味のある方はMOVのホームページをチェックしてみて下さい。