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都民体育大会 館林周平さんが活躍

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都民体育大会 4×100メートルリレーで6位 走幅跳で7位入賞 館林周平さんが活躍

大会参加は7年ぶり、直前の肉離れも乗り越え

あきる野市の男子リレーメンバー。右が舘林さん

あきる野市の男子リレーメンバー。右が舘林さん

たてばやし鍼灸院(あきる野市秋川1)の院長、館林周平さん(26)が6月2日、駒沢オリンピック公園総合運動場で開催された第77回都民体育大会(区市町村対抗)春季大会で、 あきる野市陸上競技協会で出場した男子4×100mリレーで6位、個人でも同走幅跳で7位入賞を果たした。

館林さんは長いブランクを経て大会参加は7年ぶり、陸上競技に復帰して3カ月で堂々の成績を残した。1走下元唯人さん、2走木下諒さん、3走一瀬星和さん、4走舘林さんで臨んだあきる野は予選3組を1位で決勝に進出。決勝は44秒22で6位入賞を果たした。表彰台には0秒84及ばなかった。

舘林さんは得意の走幅跳にも出場。6m丁度のジャンプで7位に入賞した。

陸上競技はあきる野西中学校時代に打ち込み手応えのある成績を上げたが、肉離れなどの怪我に悩まされた。スポーツ推薦で高校進学後は1年生で都大会の走幅跳で3位に輝いた。矢先、難病の潰瘍性大腸炎を発症。高校を自主退学した。

試練だったが、良い出会いにも恵まれた。怪我を治し、大腸炎の症状を和らげてくれたのが、昨年12月まで同所で開業していた太田ハリ灸治療院の太田康照院長。舘林さんはいつしか鍼灸師を志し、今年3月、太田ハリ灸治療院跡に新たに鍼灸院を開業した。

入賞の成績を残したが、自身は納得できていない。大会前に完治1カ月の肉離れを起こした。自ら患部にハリを打ち、2週間で治した。「もっと成績を残せる」という思いが宿題になった。

同鍼灸院では、競技中などに発生した捻挫、肉離れなどの怪我にも、舘林さんが自身の経験を活かし、的確な治療を施し、回復を促している。

スポーツでの故障に限らず、肩、腰、膝などの持病がある人は、ジメジメした梅雨の気候を迎えると、痛みなどが出やすくなる。舘林さんは院長としての立場から「痛いと思ったら早めに施術を受けてほしい」と話している。

初診料1000円(街プレを見たと言えば無料)、治療費は3500円(高校生まで2500円)。診療時間は月曜〜金曜は10時〜時。土曜は15時まで。予約優先。日曜、祝日は休診。訪問治療も受け付ける。問い合わせは042(550)5598まで。

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