「多摩の美味いもん振興」実行委員会が参加者を募集
生産者と飲食事業者が共同で逸品メニューを開発 ドラマのある店づくりテーマに講習会
多摩地域の産物を使用した逸品メニューを開発し、生産者と飲食事業者の増客、増収、増益を目指す、その名も「3ゾー会」が始動する。福生市熊川の石川酒造㈱を会場に、10月17日、11月21日、1月16日の3日間の日程で、生産者と飲食事業者をつなげる「笑顔とありがとう・ドラマのある店づくり」講習会が行われる。
主催は「多摩の美味いもん振興」実行委員会。多摩地域を中心に企業価値の向上を目的にマッチングサポートを行う㈱プラネットと、都心部で飲食事業者や生産者のこだわりの逸品を紹介したイベントを開催するドこスコが連携し立ち上げた。同講習会は初の取り組みとなるもので、「長引くデフレの中、地域に活気を出してもらおう」と生産者と飲食事業者に呼び掛けた。参加者の増客、増収、増益の〝3ゾー〞を目指すことが目的。
「こだわりを持ち、3ゾー会を通じて多摩を元気にしたい」と思う生産者と飲食事業者なら誰でも参加できる。生産者は素材、生産物の紹介に意欲的で、飲食事業者は新メニューの開発に挑戦することが条件。
会では、石川塾と題し江戸時代から続く同酒造の経営者日記から製造業者の心構えを学ぶほか、素材の提案や試食・試飲、成功事例の発表などを行い、ディスカッションを通し逸品メニューの開発に取り組む。
募集人数は生産者20人、飲食事業者は30人限定。参加費は全3回を通じ1人1万円(お土産付き)。特典としてインターネットやメディアを通じた全国展開へのアプローチと、一般消費者向けイベントへの出品などが受けられる。問い合わせは㈱プラネット0 4 2( 5 3 9 ) 4 5 6 6へ。 (おことわり・Nishitama Far m e r s は休みます。)