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福生市が「ふるさと納税」開始

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福生市が「ふるさと納税」開始 礼品に大多摩ハムなど15事業者協力

福生市は7月4日、返礼品付きの「ふるさと納税」を始めた。都内26市では最も遅い参加となる。返礼品は職員が知恵をしぼり、体験型のユニークなものも出た。

返礼品制度を活用し、ふるさと納税ポータルサイトを通じて自治体の取り組みや特産品をPRすることで、同市の良さを知ってもらう機会にし、地域内経済の活性化を図るのが目的。

返礼品には市内15事業者が協力。田村、石川の両酒造の酒やビール、大多摩ハム、公式キャラクター「たっけー☆☆」オリジナルグッズなど福生市の地場産品90品目以上を用意した。

注目されたのが7月4日から11日までの期間限定で募集した「まつり」を活用した体験型返礼品。七夕の夜に告白を!は、延べ30〜50万人が訪れる「福生七夕まつり」を舞台に意中の人に気持ちを伝えることができる権利で寄付金額10万円、場内アナウンスで各種PRができる権利は寄付金額3万円で、それぞれ先着1名と同3名限定で募集した。募集期間が短かく、応募はなかったが、意欲的な企画と言える。

ふるさと納税制度は2008(平成20)年にスタート。納税者が寄付先を選択できる制度として全国に広まる一方、過度な返礼品競争などが問題視され、都市部などでは税収の流出につながっているケースも多い。

福生市でも集計が終わっている2023年度分では、約1億2811万円の税収が流出している。

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