今年の夏は暑かったですね。1日野外で過ごす森の幼児園。今年は雨が降らず川の水が枯れてしまいました。暑い夏を乗り切るためには川遊びが欠かせません。園始まって以来の大事件に大人たちは悩みました。
一日に何度も頭から水を被る「頭水」の時間を作り、手作りの梅ジュースを飲んだり、きゅうりをかじったり…。枯れた川ではいつもより生き物を捕まえやすく、泳げなくても魚やカニ、エビ、水生昆虫を捕まえて観察しました。子どもはどんな状況でも楽しむことを私たちに教えてくれているのです。

園の下には冷たくてキレイな川が流れています
何にもないけど何でもあるのが森の幼児園。やりたい事があるなら、身近にあるものを工夫して考えて作ればいい。ボールもないので新聞紙を何枚も重ね、丸めて大きな玉を作り、ガムテープでぐるぐる巻きにしてボールを作ります。この新聞紙ボール、とっても重いんです!蹴ってもなかなか飛ばないし、当たったらとても痛い。それでも子どもたちは泥だらけになりながら全力でサッカーをしていました。

卒園児の小学生と一緒に作った巨大泥団子!
そしてこの夏は泥団子作りにも夢中になりました。卒園児学童の小学生も幼児園の子どもたちも、自分の姿が映るほどピカピカな泥団子を目指していました。根気と指先の運動、そして諦めない心、投げ出さない心がないと完成することができません。子どものやりたい!と言う気持ちって何にも勝る力になるんですよね。
幼児期に大切にしたい自然体験がたくさん詰まった森の夏の時間。とっても暑かったけれど野外で遊び尽くしました。
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自然保育 森の幼児園
日之出町大久野2130
TEL/FAX:042-597-4741
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