「風を切って走る爽快感！」

見直される自転車の健康効果

環境や健康意識の向上から全国的にブームが広がる「サイクリング」。

西多摩地域でもスポーツタイプの自転車などを中心に多くの愛好者たちを見かけるようになりました。

自転車の魅力とは、風を切って走る爽快感だけでなく、近年では健康に良い様々な効果が取り上げられています。

膝への負担も軽く腰まわりを強化

運動がしたいが膝への負担が不安で諦める方も多いのではないでしょうか。

脂肪が燃え始めるのは運動を始めて15分〜20分程度。ジョギングやランニング、登山などに比べ自転車は、長時間運動にも適しており、膝や足腰にも負担がかかりません。ほぼ水平移動となり、サドルやハンドルも上半身の体重を支えてくれます。むしろペダリング動作は、下肢と腰まわりが強化されるので、足腰が弱りはじめた方には特に適した運動なのです。

また自転車は刻々変わるペダルの位置に対して、たくさんの筋肉がそれぞれの役割に応じた伸縮運動を続けます。大量のエネルギーと酸素が必要になるため、筋肉へ血液を送る心臓、酸素を取り入れる肺が活発に活動しなければいけません。医学的な見地からも「循環器」と「呼吸器」に良いことが実証されているのです。

季節を楽しむ自転車ライフ

その他にも高血圧、ストレス、動脈硬化、糖尿病などの予防、脳細胞の活性化と、定期的に乗ることで得られる効果は数多く挙げられています。故ホワイト博士が、アイゼンハワー大統領の心臓手術後の治療に自転車を使ったという話も広く話題となりました。基本ペースの時速15〜20㌔㍍、ペダル回転であれば60〜80回転／分程度が有酸素運動に適していると言われています。

心地よい季節。風をきる爽快感、花の香り、周りの風景を楽しみながら、自転車ライフを楽しんでみてはいかがでしょう。

秋、風を切って走る！自転車って気持ちいい！

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