瑞穂町郷土資料館で「キツネ展」 身近な野生、10年の記録を紹介

野生のホンドギツネのはく製
瑞穂町郷土資料館「けやき館」(瑞穂町駒形富士山)で現在、夏の企画展「瑞穂のキツネ」が開催されている。
狭山丘陵の豊かな自然が残る同町周辺で、約10年間にわたり撮影された野生のホンドギツネの生態を紹介している。人里のすぐ近くでひっそりと暮らす野生動物の素顔に迫る展示として注目される。
展示は、地元の自然観察グループ「瑞穂自然科学同好会」の村山俊彰さんによる長年の調査記録を基に構成された。巣穴の周辺でじゃれ合う愛らしい子ギツネの写真、センサーカメラが夜間に捉えた貴重な行動映像、足跡やふんなど生息の証拠となる「フィールドサイン」の解説パネル、生体への理解を深めるためのキツネのはく製などが展示されている。
警戒心が強く、普段はめったに人前に姿を現さないキツネの四季折々の営みを間近に体感できる内容となっている。
会期中、8月23日には村山さんによる講演会「瑞穂のキツネ」(事前予約制、定員先着100人)を予定。同館担当者は「東京の中にも、こうした豊かな命のつながりがあることを知るきっかけにしてほしい」と話す。
開館時間は9時〜17時。第3月曜休館。入館無料。9月27日まで。
☎ 042(568)0634。
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