廃油で作ったキャンドル700個が並ぶ
福生市民会館に隣接する福生公園(福生市牛浜)で11日、「ふっさキャンドルナイト」が開催される。
同市では夏至と冬至の年2回、事業者や家庭に呼び掛け、照明などの電気の使用を控えるライトダウンキャンペーンを行っている。2008年に実施したライトダウンキャンペーンを機に、翌09年から「地球温暖化などについて身近なところから考えてもらいたい」と、実行委員の手作りで「ふっさキャンドルナイト」が始まった。
今年は、「みんなで創ろう★ふっさヴィレッジ」と題し、「これからの未来、こんな衣+食+住+エネルギー+リサイクルでありたい」と、エネルギーをなるべく使わない暮らし方、生き方、生き物の循環を大切にした衣食住を村スタイルで表現する。
地球に優しい衣食住村スタイルで表現
給食センターの廃油で作ったキャンドルなど700個を会場内に点灯し、「体と環境に良い衣+食+住の出店ブース」では、使い捨て容器は使わず、リユース食器を使い、マイ食器やマイ箸の持参、ごみの持ち帰りを呼び掛ける。ワークショップ「銅板・銅線でキャンドルスタンドを作ろう!」「古布でわらじを作ろう」(共に12時〜・14時〜、以上参加費500円)や、多摩産材で作った家具と竹炭、持続可能な雑貨で生活空間を演出した「家庭deできる持続可能な生活展」、自分で着ない服などを持ち寄り、気に入った物を持ち帰れる交換会「∞Change(エクスチェンジ)〜服としあわせのシェア」、地球に優しいライブペイント、「子どもたちが望む未来展示」などの企画を展開し、環境に負荷をかけないイベントを目指す。
ステージでは漫才師の林家ライス・カレー子さんによる環境漫才「環境問題はお友達〜思いは地球規模で、行動は足元から〜」(14時〜、手話通訳付)や、5組のアーティストによる「すこしの電気live」も開催。キャンドルは16時30分ごろ点灯する。
開催時間は12時〜19時。問い合わせは、ふっさキャンドルナイト実行委員会事務局、同市環境課環境係042(551)1718まで。