子連れOKの料理教室を開催「お互いさま」をモットーに
子育て中の主婦を支援するチーム「ママポタージュ」が5月17日と20日、羽村市緑が丘のコミュニティーセンターで「子連れで参加できる料理教室」を開催する。
同チームを主宰する印南幸恵さんは昨年4月に初めて出産を経験した。生活、育児をしていく中で、多くの悩みに直面。特に離乳食初期から中期、後期の移行期間での食事について悩んだ。インターネットや書籍で調べたが、「不安は解消され
なかった」という。
同市保健センターで開いている離乳食教室に申し込んでも定員でいっぱい。「それであれば自分たちで企画しよう」と思った。妊婦のときに参加した料理教室で知り合った青梅市在住の料理研究家で、同じく子育て中のこぐれあいこさんに協力してもらい昨年12月、中期離乳食教室「はじめてのミニクリスマス」を開催。同じ悩みを共有していた主婦たちからは喜びの声が挙がった。
定期的に開催して欲しいとの要望も多く、教室で好評だった「ニンジンのポタージュ」にちなみ、同チームを2月に結成。口コミで広がり、現在は西多摩を中心に近隣市町村から参加者が集う。「お互いさま」をモットーに、講習中の子守りなどは、参加者が順番で担当するほか、ボランティアも協力。安心して講習に打ち込める。また、参加者が講師を務めるメイク教室も開いてきた。
5月のテーマは「やっぱり大切にしたい基本の和食」。材料の切り方や味付けなど煮ものの基本が学べる「肉じゃが」のほか、「キャベツときゅうりのごま和え」「なめこと豆腐の味噌汁」「ニンジンケーキ」などを習う。
「子育ての悩みや不安は、ママ友に打ち明けることで心が軽くなる。そうした場や、育児に必要な情報をもっと発信していきたい」と意気込む印南さん。「日曜の開催に合わせ、旦那さんにも参加してもらいパパポタージュも結成したいんです」と笑顔で話した。
参加人数は16人。会費は材料費込みで2500円。
同教室の予約は公式サイトmamapota.cart.fc2http://
問い合わせは印南さん090(6516)5639まで。